大阪市議会 2019-02-28 02月28日-04号
夢洲におけるIRの立地や2025年の万博開催に際しては、定時性が高く所要時間も比較的短いことから、夢洲と関空や神戸空港等、そして大阪港内では天保山、USJ等との間を結ぶ中小の旅客船による海上輸送のニーズが高まるものと考えています。 現在、港湾計画やIR基本構想(案)では、夢洲の北側護岸において海上アクセスの関連施設の整備が想定されています。
夢洲におけるIRの立地や2025年の万博開催に際しては、定時性が高く所要時間も比較的短いことから、夢洲と関空や神戸空港等、そして大阪港内では天保山、USJ等との間を結ぶ中小の旅客船による海上輸送のニーズが高まるものと考えています。 現在、港湾計画やIR基本構想(案)では、夢洲の北側護岸において海上アクセスの関連施設の整備が想定されています。
また、夢洲と大阪港内の他の集客施設、関西国際空港や神戸空港、さらには近畿、瀬戸内海の各地を結ぶ海上アクセスは、集客機能及び送客機能の一要素として、IRの効果を西日本、全国に波及させるため、重要な役割を果たすと認識している。こうした海上アクセスの実現に向けては、当面はIR事業の具体化を進める中で、民間の舟運事業者等に対してニーズの把握に取り組むとともに、整理が必要な課題の抽出を行う。
また、海上及び陸上における安全性を確保するため、大阪港内にある危険物取扱施設を新人工島に集約させたい。そのほか、埋め立て護岸の一部については、水質や底質の改善に寄与するような構造に留意するとともに、その背後に緑地を一体的に整備し水辺の憩いの場とするなど、環境にも配慮した利用を図りたい旨、答弁されました。
港湾機能の面では、主要港との相互補完体制の構築や震災時における緊急物資や人員等の輸送を確実なものとするために、耐震強化岸壁を大阪港内に適切に配置するなど、災害に強い港づくりを目指し努力してまいる旨答弁がありました。
さらに港湾局関係におきましては、大阪港内の安全性、中国貿易の受け入れ体制の整備、北港廃棄物処分地の進捗状況及び搬入体制の整備と2次公害対策、港湾地帯の緑化整備、南港ポートタウンに隣接した大手電力企業用地の土地利用問題等々、広範にわたって種々の観点から質疑が交わされたのであります。 最後に消防局関係におきましては、地震発生時における火災対策について質疑がありました。
港湾局関係では、このほか複合ターミナルの問題、フェリー埠頭の管理運営の問題、南港埋め立て地の売却状況、大阪港内の油濁防止、引き船使用料の引き上げが物価に及ぼす影響、はしけだまりの整備、外郭団体に対する助成、大阪港振興対策など、種々の観点から広範にわたって質疑がかわされたのであります。
以上の歳入歳出予算のほか、債務負担行為としてますます増大する公共用地の需要に対応し、公共用地の先行取得に60億円追加いたしましたほか、高層住宅等建設工事に2億円、大学家政学部校舎建設工事に1億7,000万円並びに大阪港内清掃船建造工事に1,500万円を新たに計上いたしたのであります。